アフィリエイトメディアの種類(サイトやブログ)と作り方
A8.netでは皆さんが運営しているブログやWebサイトのことをメディアと呼んでいます。
今回は、メディアにはどのような種類がありどうやって作っていけばいいのかを解説します。
もくじ
メディアとは?
メディアという言葉を聞いて何を想像するかはおそらく人それぞれだと思います。
テレビやマスコミをイメージする人もいれば情報サイトを想像する人もいるでしょう。
メディアとはウィキペディアで検索するとこのように記載されています。
メディア(media)とは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。記録・保管のための媒体とコミュニケーションのための媒体とに大別することができるが、両者には重なりがある。
引用:メディア (媒体)
ブログやWebサイトの場合は「情報の伝達に用いられるもの」が該当しますね。
また、このようにも記載されています。
メディアは、コミュニケーションの媒介項として存在していることが多い。情報がある人から別の人へ伝達される際には、その間に何らかのメディアが介在している場合が多い。
引用:メディア (媒体)
「情報がある人から別の人へ伝達される際にメディアが介在している場合が多い」と記載されています。
ブログやWebサイトはまさに情報を別の人へ伝達するために利用されることが多いため
A8.netでは皆さんが運営しているブログやWebサイトなどの情報媒体をメディアと呼んでいます。

アフィリエイトで使われるメディアの種類
情報を人から人へ伝達するために使われるメディア媒体には様々な種類がありますが、広告掲載をするときによく使われるメディア媒体は、大きく分けると以下の2つとなります。
- ブログサイト
- オリジナルサイト
ブログ、オリジナルサイトどちらを使っても問題ありませんがそれぞれに特徴があるので解説します。
ブログだから稼げる、オリジナルサイトだから稼げるという特徴はないので自分の知識・スキルやサーバー・ドメイン費用などを総合的に判断して自分の扱いやすい方で始めてみてください。
ブログサイト(無料ブログサービスを使った場合)とは?
ブログサイトとはブログ形式で記事が投稿されていくタイプのサイトです。ブログ形式での記事投稿とは投稿順に記事が一覧で表示されることを指します。ここでは主に無料ブログサービスを使うことを前提にお話します。
無料ブログサービスは、メールアドレスや名前などを登録すると利用を開始できます。また、HTMLやCSSといったマークアップ言語などの専門知識が少なくてもブログを開設できるため、すぐに記事を書き始められるのが特徴です。
手軽に利用できることから、主に個人の日記や著名人の情報発信の場として利用されています。

ブログサイト(無料ブログサービスを使った場合)の特徴
無料ブログ作成サービスの使用を前提としたブログサイトの特徴は以下の通りです。
- 金銭的費用がかからない
- スマホ対応されている
- 初心者でも記事更新が簡単
- ブログのデザインテンプレートが豊富
- ブログサービス内からのアクセスも期待できる
まず、無料ブログサービスを使えばブログを立ち上げる費用がかかりません。しかも、ブログデザインのテンプレートは豊富にあるうえ、カスタマイズすることもできます。
美容や家電製品など、紹介したい商品ジャンルが決まっている場合は、そのテーマに合わせたデザインテンプレートを選べます。
さらに無料ブログサービスはWordPressなどのオリジナルサイトに比べ、管理画面がシンプルなため初心者の方でも使いやすいサービスです。
また、ブログサービス内で他ブログの記事にコメントなどをして交流すればブログサービス内での交流が生まれ、結果としてアクセスも期待できます。
ブログサイト(無料ブログサービスを使った場合)のメリット
- レンタルサーバーやドメインなどの契約費用や維持費がかからない
- メールアドレスがあればブログの利用登録が可能
- テンプレートがたくさんあるのでデザインの専門知識がいらない
- セキュリティ対策やメンテナンスはブログの運営元が対応
アフィリエイトを始める際、無料ブログサイトの最大のメリットは専門知識や初期投資なしで商品紹介を始められることです。
サーバー代やドメイン代が不要なため、アフィリエイト収入が安定するまでコストを抑えられます。
また、HTMLやCSSの知識が不要なため、その分記事の投稿に集中することができます。さらに、プラグインやカスタマイズによるサイト表示の崩れなども起きにくく、安定した運用が可能です。
ブログサイト(無料ブログサービスを使った場合)のデメリット
- アフィリエイトの利用が制限されている場合がある
- Webサイト(ブログ)のカスタマイズに制限がある
- アクセスが増えると表示が遅くなる可能性がある
- サービス内容変更や終了の可能性がある
- ブログサービスによって自動で広告が表示される
無料ブログサービスの一番のデメリットは運営会社の方針で突然のサービス終了があることです。
サービス終了する場合、蓄積した記事やアクセス数、検索エンジンからの評価など、それまでの収益化の努力が全て失われてしまうリスクがあります。
また、収益面でいうと無料ブログサービスで作成したブログには、ブログサービスによって自動で広告が表示されることがあります。
自動で挿入される広告がある場合、アフィリエイトリンクのクリック率に影響を与える可能性もあります。
つまり、無料ブログサービスは初期費用ゼロで始められる手軽さがある一方で、運営の継続性や収益面で大きなリスクを抱えています。これらのリスクを理解した上で、将来的な独自ドメインへの移行も視野に入れながら、ブログ運営を開始することがおすすめです。
無料で使えるブログサービスの選び方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ここでは無料ブログサービスを使ったブログサイトについて解説をしました。
しかし、世の中には無料ブログサービスを使わないでブログを運営している人もいます。
そういう方たちはWordPressというコンテンツマネジメントシステムを使って自身でブログを制作しています。
無料ブログサービスを使わないでブログを運営したいという方は以下のオリジナルサイトをご参考ください。
オリジナルサイトとは?
オリジナルサイトとは自分でゼロからオリジナルのサイトを制作するサイトのことです。
すべて自分で作るオリジナルなサイトなのでどのジャンルのサイトでも作れます。
ランキングサイトを作っても良いですし、比較サイトやレビューサイトを作っても良いです。
最近ですとオリジナルサイトを自分で作るという方も増えてきました。

オリジナルサイトの特徴
オリジナルサイトの特徴は以下の通りです。
- ドメインを取得する必要がある
- レンタルサーバーを契約する必要がある
- 無駄な広告が出ない
- デザインの自由度が高い
- アクセスを集めるのが難しい
オリジナルでゼロからサイトを作る時にはドメインとレンタルサーバーを契約する必要があります。ドメインとはサイトの住所のことで例えば、エーハチネットであれば「a8.net」というドメインを持っています。
ドメインはまだこの世に存在していないものであれば自由な英数字で作ることができますが取得する際には費用がかかります。
レンタルサーバーとはサーバーをレンタル(貸し出し)するサービスです。レンタルサーバーにサイトのファイルを置くことでインターネット上にサイトを公開できるようになります。レンタルサーバーの契約にも費用がかかります。


オリジナルサイトのメリット
- アフィリエイト利用の制限がない
- 広告は自分が掲載したもの以外は表示されないので、アフィリエイト広告の邪魔が入らない
- Webサイト(ブログ)のカスタマイズ範囲が広いので自分好みのサイトにデザインできる
- Webサイトへのアクセス数に合わせてサーバー容量を変更できるので、ページの表示速度に影響を与えにくい
- 独自ドメインが利用できる
無料ブログサービスとは違い、広告リンクの配置を完全にコントロールできるため、商品レビューの直下や価格比較表の隣など、クリックされやすい位置にアフィリエイトリンクを設置することが可能です。また、サイト上の広告は自分が選んだものだけが表示されるため、アフィリエイトリンクの効果を最大限に引き出せます。
サイトデザインも自由自在で、商品やサービスカテゴリー別の構成や、「人気商品ランキング」「価格帯別おすすめ商品」といった独自の特集ページも作成できます。またアクセスが増えても、必要に応じてサーバープランをアップグレードできるため、ページ読み込みの遅さで離脱されることも防げます。
さらに、独自ドメインのため、ブランディングやサイトの信頼性向上にもつながります。オリジナルサイトの特徴を最大限生かすことで、結果としてアフィリエイトの収益を最大化することができます。

オリジナルサイトのデメリット
- Webサイト(ブログ)の維持費がかかる (レンタルサーバー代金:500~1,000円程/月、ドメイン代金:500~1,500円程/年)
- Webサイトやブログを作成するための知識が必要(サーバーやドメインの手配、Webサイトデザイン等)
無料ブログサービスと比べて大きな違いは、サイトの維持費用が必要な点です。月々のサーバー代に加え、年間のドメイン維持費も発生します。
また、WordPressの設定やサーバー管理など、技術的な知識も求められます。
サーバーやドメインの契約から、WordPressのインストール、テーマやプラグインの設定まで、サイト公開までにいくつかの専門的な作業が必要です。
つまり、オリジナルサイトは、技術面と費用面での初期ハードルが高く、これらの準備と維持管理に時間と費用を投資する必要があります。

オリジナルサイト制作の注意点
オリジナルサイトを作る際の注意点はサイトデザインや設計に時間をかけすぎないようにするということです。
オリジナルでサイトを作ろうとすると完璧を求めてサイト設計を考え込んだり、デザインに時間を使ったりしてしまうと思います。
しかし、サイトの収益化において一番重要なのは記事の量と質です。
そのサイトにどれだけの情報量がどれだけの詳しさで書いてあるのかが重要なのでサイト制作に時間をかけすぎずに記事作成の方に注力するようにしましょう。
あなたがサイト制作をしている間にライバルはどんどん記事を書いているかもしれません。

ブログサイトの作り方
Webサイト制作知識の無い初心者の方は無料ブログサービスを使ってブログサイトを作ることをおすすめします。
無料ブログサービス一覧
有名な無料ブログサービスには以下のものがありますので自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。
- はてなブログ
- ライブドアブログ
- FC2ブログ
- SeeSaaブログ
ブログサイトとオリジナルサイトどっちで広告を掲載するのか悩んでしまっている方はこちらの記事を参考にしてみてください。
→アフィリエイトはブログとサイトのどちらで始めるべき?違いを解説
オリジナルサイトの作り方
オリジナルサイトを作る際にはサイト制作の知識やスキルが必要なので、ある程度勉強してから作るようにしましょう。
オリジナルサイトの制作はWordPressという無料のコンテンツ管理システムを利用するのが一般的です。
もちろん、WordPressの他にもコンテンツ管理システムは複数存在しますがWordPressの場合、プラグインといって簡単にサイトの機能を拡張できる便利なものがあるのでおすすめです。

オリジナルサイトを作るときの流れ
オリジナルサイトを作る時の流れは以下の通りです。
- サイト設計を行う
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーを契約する
- レンタルサーバーとドメインを連携させる
- WordPressをレンタルサーバーにインストールする
- WordPressのデザインテーマをインストールする
オリジナルサイトを作ってメディアを運営していく際にまず必要なのはサイト設計です。
サイト設計を行わずにサイト制作を始めてしまうと、何の情報がどこで得られて誰にとってメリットがあるサイトなのかが分かりにくくなってしまうのでサイト設計は必ず行うようにしておきましょう。

サイト設計については3回目メディア運営の始め方で解説します。
サイト設計ができたら、サイトをインターネット上に公開するために必要なドメインとレンタルサーバーの契約が必要です。

ドメイン、レンタルサーバーの契約・連携ができればあとはサイトのデータをレンタルサーバーにアップロードするだけです。
サイトを構築する際にはWordPressというコンテンツ管理システムを利用すると簡単にサイトを作成することができます。
たいていのレンタルサーバーではWordPressの簡単インストール機能が搭載されているので簡単に設置できます。
また、WordPressはデザインテーマをインストールするだけですぐにきれいなデザインのサイトが作れます。

デザインテーマの設定はテーマファイルをWordPress管理画面からアップロードしてインストールするだけなのでとても簡単です。
無料ブログとWordPressの違いについては、動画でも解説していますのでこちらも参考にしてみてください。
今回は簡単にオリジナルサイトを作る時の流れを解説しましたが、具体的な方法は中上級者向け講座の「1回目 WordPressを使ったサイト制作方法」をご参照ください。