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アフィリエイト後発組でも大丈夫!月5万円の稼ぎ方

インターネットを利用した副業として注目されるアフィリエイト。少ない初期投資で始められるビジネスですが、収益が上がるまでには時間がかかります。

「アフィリエイトで稼ぐには1年2年腰を据えて取り組む必要がある」と話すのは、アフィリエイト歴12年の舛洋介さん。国産長財布の専門サイト「長財布マニア」を運営し、A8.netのメディアランク「ブラックSS」を達成しています。今回は、初心者が月1万~5万円を稼ぐためのサイトの育て方のポイントをお伺いしました。

 

アフィリエイト後発組でも稼げる可能性はある

アフィリエイトは、成果報酬型の広告です。Webサイトなどのメディアに企業のサービスや商品の広告を掲載し、サイトの訪問者が広告をクリックして商品やサービスを購入すると、サイト運営者に成果報酬が発生する仕組みです。

 

舛さん(以下、舛)アフィリエイトで稼ぎにくくなっているのは事実ですね。あと、稼げるまでにかかる時間が昔に比べて長くなっている印象です。僕がアフィリエイトを始めた2008年ごろは、開始3カ月後には月10万円の成果報酬を上げることができました。

ただ、今は企業の市場への参入や、検索エンジンのアップデートによる集客の難易度も上がっているので、安定した収益を上げるには経験や知識が必要なため、昔よりも成果を出すまでに時間がかかると感じています。

 

アフィリエイトマーケティング協会の2022年調査からも短期間で成果を出すことが難しくなっているとわかります。たとえば、月5万円~10万円未満の収益をあげている回答者の割合は、経験年数1年以上が9割以上を占めています。

 

ひと月のアフィリエイト収入×アフィリエイトを開始してからの年数

出典: アフィリエイトマーケティング協会「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2022」

 

以前に比べ、サイト運営で成果が出るまでに時間がかかるようになったとはいえ、月100万円以上の収入を得ている人がいるのも事実です。では、稼げる人と稼げない人の差はどこにあるのでしょう?

 

アフィリエイトで稼げる人は、作業量が圧倒的に多いと思いますね。副業でアフィリエイトを始めたころ、休日は10時間くらいアフィリエイトの作業に費やしていました。1日1記事更新したとして、3カ月で約100記事。僕の経験では、それくらいの記事数でようやくアクセス数が伸びてくる、もしくは成果が発生するようになります。アフィリエイトで稼ぐには、成果の出ない期間に辛抱して記事を書き続けることが大事です。

 

市場は成長見込み

またアフィリエイト市場の成長予測の点からも後発組でも収益を上げられる可能性はあるといえます。

株式会社矢野経済研究所が2022年3月に発表した「アフィリエイト市場に関する調査(2021年)」によると、国内アフィリエイトの市場規模は2020年度の3,221億円から2025年度には5,146億円へ成長すると予測しています。

 

成長が見込まれている市場の中で成果を出すため、舛さんのアドバイスにもあるように腰を据えてサイト運営をする覚悟が必要です。記事を書く、アクセスが増やす、収益が発生するサイクルがうまく回るまで地道に作業しましょう。

 

月5万円稼げるWebサイトを育てる4つのステップ

アフィリエイト初心者なら、まずは月1万~5万円ほどを目標にしてサイト運営に取り組みましょう。舛さんによると、「まず小さな目標金額を設定して、そこからステップアップを狙うとアフィリエイトを継続しやすい」とのこと。ここでは、稼げるサイトを育てるために必要なポイントについて、舛さんの経験をもとに解説してもらいます。

 

1:コンテンツを作り続けられるジャンルを選ぶ

Webサイト運営のカギを握るのは、まずジャンル選びです。
アフィリエイト広告は、美容・健康、金融、転職、インターネット回線、グルメなど幅広いジャンルが存在します。その中で「自分が好き・得意なジャンル」「商品知識があるジャンル」「興味関心があって知識を深めたいジャンル」のどれにかに当てはまるジャンルを選ぶことをおすすめします。

 

アフィリエイトを継続するため、コンテンツを作り続ける自信があるジャンルでなければいけません。たとえ報酬単価が高いジャンルやプログラムでも、まったく興味がなければ自分が作るコンテンツに自信が持てなくなることがあるからです。ユーザーを裏切らないサイト作りをするためにも、自分が好きなジャンルを取り扱うといいですね。

初心者なら人気のジャンル、知名度の高いジャンルがおすすめです。一般的に認知度があると、成果発生につながりやすいからです。最初からニッチなジャンルをせめると成果が出にくいし、成果が出ないとアフィリエイトを続ける意欲がそがれてしまうことにもつながります。

 

売れる商品の判断にリスティング広告を活用

舛さんは2013年にサイト「長財布マニア」を開設し、2度のGoogleアップデートの影響を受けたそうですが、基本的には安定した収益を得られているそうです。舛さんが長財布を売れるジャンルだと判断したきっかけは何だったのでしょうか。

 

きっかけはASPの案件紹介でした。最初は、長財布のアフィリエイトで稼げるか半信半疑だったので、リスティング広告でユーザーの反応を見てみました。すると、何件か成果が発生したので、本格的にサイト運営しようと決めたんです。

 

なるほど、ジャンル選びにリスティングの成果を参考にするのは有効のようです。ただし、アフィリエイトのプログラムによっては、リスティング禁止の条件を設けていることもあるので注意しましょう。A8.netの管理画面では、プログラムごとのリスティングの可否を確認できます。

 


A8.netのメディア会員管理画面ではリスティングの可否がひと目で確認できる

 

2:ユーザーが情報を見つけやすいWebサイトを設計する

ジャンルを決めたら、Webサイトにどんなコンテンツを用意し、どのようにカテゴライズするか明確にしておきましょう。各ページにユーザーを最適に誘導できるサイト構造になっていると、ユーザーの利便性が高まるほか、検索エンジンがWebサイトを正しく理解する手助けにもなります。

「長財布マニア」ではカテゴリを見直し、記事の配置を整理したことで検索エンジン(Google)の評価に好影響があったそうです。舛さんはその経験から、サイト構造の重要性を実感したと言います。

 

2013年のサイト開設から運営は順調だったのですが、2019年3月にGoogleのアップデートで検索順位やアクセスが大幅に減少しました。改善策として、カテゴリをより詳しく分けて、記事の格納場所を変更したところ、順位が回復したページもあったんです。

現在の長財布マニアは、財布の選び方をブランド別、性別、年代別、価格帯別でカテゴリ分けしています。しかし、以前はこれほど細分化していませんでした。カテゴリを整理したことで、ユーザーが必要な情報を探しやすくなり、さらにGoogleがサイトの情報を正しく読み取ってくれたと考えています。

 

また、検索エンジンの検索結果に上位表示されると、Webサイトの認知度が高まり、サイト名そのものでの指名検索やブックマークによる直接流入が増えることも期待できます。

ユーザーの利便性を重視したサイト設計やカテゴリ整理は、収益化の土台を作る大切なポイントです。サイト設計については、先輩メディアインタビューの「アフィリエイトで稼ぐために必要なたった1つのこと」 でも紹介しています。また、WordPressでのWebサイト作成の手順を知りたい方は、「アフィリエイトの始め方とやり方」を参考にしてみてください。

 

3:ユーザーに必要な情報を意識した記事をつくる

記事を書くときは、商品やサービスを売ることばかり考えないようにしましょう。

舛さんによると、「アフィリエイトプログラムだけを取り扱うと、サイト内の情報に偏りが生まれ、商品に詳しいユーザーはサイトに不信感を抱いてしまう」とのこと。アフィリエイトでは、ユーザーが必要とする情報がサイトにあり、情報が信頼できると判断されると、購買につながりやすいと考えらえます。

 

そのため、広告リンクを掲載するためだけの記事を書いたり、すべての記事に広告リンクを貼ったりして、ユーザーがサイトに不信感を抱くと、結果的にアフィリエイトの収益も発生しにくくなります。舛さんのサイトでは、国産の革製長財布のさまざまなブランドをまんべんなく紹介し、広告リンクではないリンクも掲載するように心がけているそうです。

 

さらに書籍で革製財布の商品知識を体系的に学んだり、実際に財布を買って質感や機能性を確かめたりして商品知識を身につけようにしているとのこと。たしかに、より専門的な情報を提供することもユーザーの信頼獲得には必要な要素と言えるでしょう。

 

記事のオリジナリティのために「足を動かす」

また、記事にはオリジナリティが求められます。レビュー記事や比較記事などの手法がありますが、後発組でもオリジナリティを出すコツはあるのでしょうか?

 

足を動かして情報を得ることです。僕は全国の百貨店や専門店を訪ねて、長財布の情報を収集しています。自分が知らないブランドがないか調べたり、店員さんと話をして記事の切り口を見つけたりできます。そのおかげで、ほかのサイトに載っていない情報を載せることができましたし、一つのサイトで長く稼ぎ続けることができています。

 

Webサイト運営で稼ぐとなると、黙々と記事を書いたり、データを分析したりと自宅で行う作業ばかりイメージしている方もいますが、情報収集のために積極的に行動することも実は重要な視点ですね。

 

4:記事を分析して改善する

記事の数が増えたら、自分が運営するWebサイトや記事が検索エンジンからいかに評価されているか分析しましょう。記事の改善を繰り返すことがアフィリエイトでの収益化には欠かせません。

 

サイトが分析できるデータを集め始められる目安はおよそ3カ月。舛さんによると、1日1記事をコンスタントに更新し、3カ月で100記事ほどになると、アクセスが増え始め、データを分析できる情報が集まり始めるそうです。

 

たとえば、Google Search Consoleを使うと、自分のサイトの評価や流入クエリなどがわかります。

 

Google Search Consoleでクエリを確認すると、自分が想定していないクエリが見つかることがあります。そのクエリをストックして、検索意図や競合を調査してアクセスが取れそうだと判断したら記事を書く手法は、新規記事作成において有効だと思います。とにかく記事を増やすのではなく、削除したり、リライトしたりしてサイトに必要な情報を精査することが大切です。

 

また、Google Analyticsでユーザー行動を確認し、広告のクリック(コンバージョン、CV)数を分析することも大切です。アフィリエイトでは、ユーザーが記事に掲載した広告リンクをクリックし、その遷移先の広告主ページで商品やサービスを購入すると報酬が発生します。つまり、自分のWebサイトから広告主ページへ遷移されなければ、報酬は発生しません。

 

分析の結果、CV数やコンバージョン率(CVR)が芳しくなければ、リンクの掲載位置や誘導の文言を見直す必要があることが分かります。

 

まとめ

Webサイト運営を始めるハードルは高くはありませんが、アフィリエイトで月5万円稼ぐとなると簡単にできるとは言えません。そのため、舛さんは「稼がなければいけない理由を明確にして、いまの状況を脱したいという強い気持ちが必要」と語ります。手を動かさない限りはライティングに慣れることもできませんし、サイトを分析する材料も集められないので、日々の作業の積み重ねが重要です。

 

舛さんと同様、A8キャンパスのインタビューに登場してくれた先輩メディアの皆さんも、アフィリエイトを始めたころは休日を返上して記事を書いたり、データを分析してサイトの改善策を考えたりしていた方が多くいました。
リンク:先輩メディアのアフィリエイト事例インタビュー

 

初心者の方は、この心構えを頭に入れて長期的に運営できるサイトづくりに取り組みましょう。