【8-2】共起語を意識して、文章を修正していこう!
狙っているキーワードをしっかりと記事に入れる以外にも、意識しておくべきことがあります。
それが「共起語」というものです。
共起語を記事中に入れるノウハウは狙っているキーワードを記事中に入れるのと同様にSEOでもよく用いられる方法です。
なお共起語の調整を過度に意識するとユーザーにとって読みづらい記事になる可能性があるので、「3.とにかく丁寧な「文章」をこころがける」も必ず読んだうえで調整をしましょう。
共起語とは?
共起語は
「共に起こる言葉」という意味で
「狙っているキーワードと共に使われている言葉」と思ってください。
そして一般的には
ということを意味します。
例えば
「筋トレ プロテイン」というキーワードで上位表示している10サイトを見ていると
「タンパク質」「ダイエット」「筋力」「ダンベル」という言葉がよく使われていたという場合、「筋トレ プロテイン」というキーワードの共起語は「タンパク質」「ダイエット」「筋力」「ダンベル」ということになります。
共起語を調べて、文章を修正しよう
共起語を調べるツールは色々ありますが、以下のツールは無料で簡単に調べることができます。
共起語ツール:共起語検索
このツールは入力したキーワードで上位表示されているTOP30のサイトを調べて共起語を抽出してくれます。
実際にこのツールを使って「筋トレ プロテイン」の共起語を調べてみると
「摂取」「タンパク質」「筋肉」「トレーニング」「ダイエット」「食事」「ジム」
など関係しそうな言葉が出てきます。
このような共起語が分かれば、代名詞や抜けている言葉を共起語に置き換えて、記事を修正していけばいいのです。
「プロテインを選ぶときはしっかりとしたものを選びましょう」
↓
「プロテインを選ぶときはタンパク質が多く入っているものがオススメです」
「その後、しっかりとプロテインを飲みましょう!」
↓
「トレーニングの後は、しっかりとプロテインを飲みましょう!」
「そんなトレーニングではダメなんです!!」
↓
「そんなトレーニングでは筋肉はつきません!!」
このように代名詞や抜けている言葉を共起語に置き換えていくのです。
とにかく丁寧な「文章」を心がける
改めて、このような修正について考えてみると「記事のSEO化」という観点もありますが、SEOの観点よりも、ユーザーに対して読みやすくしてあげる。という観点の方が大事です。
もちろん、皆さんが書いた記事は、人が読むわけなので、代名詞を使ったり、言葉が抜けていても理解することはできるかもしれません。
ただ、皆さんが書いている記事というのは、皆さんの強みのあるジャンルで記事を書いていることが多く、「皆さんにとって当たり前」のことでも、ブログを読んでくれる人にとっては「難しいこと」かもしれません。
そのような場合、代名詞を使ったり、言葉が抜けていくと理解度が落ちてしまう場合があるので、代名詞などを狙っているキーワードや共起語を使い補足して説明し、ユーザーの理解度をあげていくことが重要なのです。
共起語やキーワード比率よりも読みやすさ?
このようなお話をすると
「共起語を入れれば上位表示されるんだ!」と思う人が出てきてしまいます。
また8-1でのキーワード比率も同じで
「キーワードをたくさん入れれば上位表示されるんだ」と思う人も出てきます。
このような過度な期待は間違いです。
そもそもの記事の内容が悪ければ、共起語やキーワード比率を上手に修正しても、検索順位は“うんともすんとも”言いません。
ですが
という場合は、Googleが何を書いているのか判断できないため記事の評価にはつながりません。
そのため共起語のチェックはユーザーが求める情報や役立つ情報が入っているか確認する工程にすぎないのです。
また共起語やキーワードを過度に入れてしまうのもユーザーが読みづらくなるので問題です。
〇そのままでよい文章
この観点でみると、ウォーターサーバーαは70度のお湯がでるので赤ちゃんのミルクを作る時にも便利です。
また再加熱ボタンを押すと98度の熱湯を出すことができるので、カップラーメンをよく食べる人にもオススメです。
×過度に共起語やキーワード比率を意識し過ぎた文章
赤ちゃんにオススメのウォーターサーバーはこの観点から見ると、ウォーターサーバーαが良いでしょう。ウォーターサーバーαは70度のお湯がでるので、赤ちゃんのミルクを作る時に便利なので、赤ちゃんにオススメのウォーターサーバーなのです。
また赤ちゃんにオススメだけではなく、再加熱ボタンを押すと98度の熱湯を出すことができるので、赤ちゃんにオススメだけではなく、カップラーメンをよく食べる人にもオススメのウォーターサーバーなのです。
過度にキーワード比率や共起語を意識してしまうと、このように読みづらい記事になってしまい、ユーザーのためになりません。
このようにユーザーの読みやすさを重視しながら共起語の調整をしていきましょう。
この記事を書いた人
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河井 大志 【株式会社Smartaleck】
「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。アフィリエイトやSEOに関する書籍を出版。
・書籍
- 「元Google Adsense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
- 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊
・関連サイト
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