A8.net アフィリエイトコラム

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【調査レポートあり】アフィリエイト広告に必要な予算とは?

【調査レポートあり】アフィリエイト広告に必要な予算とは?

  • 2023/06/20
  • 2024/03/19

アフィリエイト広告は「成果報酬型のWEB広告」の代表的な存在として、現在もスタートアップから大手有名企業まで幅広く利用されています。実際にアフィリエイト広告導入をきっかけに自社商品の認知度が飛躍的に上がった事例も少なくありません。

このコラムではアフィリエイト広告の予算をテーマに、基本的な費用体系と相場、予算の組み方、そして成功のヒントを、A8.netによる独自調査の結果とあわせてお伝えします。

今回は調査レポートの一部を公開していますので、ご興味を持った方はぜひダウンロードしてみてください。

レポート完全版はこちら

アフィリエイト広告の基本情報

アフィリエイト広告とは

まずアフィリエイト広告の収益の流れをおさらいしましょう。

アフィリエイト広告とは、WEB広告と言われるプロモーション方法の1種です。

収益の仕組みとしては、メディア(=媒体、アフィリエイター)が作成したブログや比較サイト、SNSなどに掲載されている広告をクリックしたのち、広告主サイトのサービス・商品に対し申込み・購入といった特定のアクションを行うことで成果が発生します。広告主はその成果に応じてASP経由でメディアに報酬を支払う流れとなっています。

アフィリエイト広告の仕組み図

アフィリエイト広告は、掲載やクリックのみでは広告費が発生しないため「成果報酬型広告」と呼ばれています。広告主は無駄な広告費を抑えることで、少ないリスクで始めることが出来ます。そのため知名度の高い大手企業のサービスから、リリースして間もない新サービスまで、幅広い広告主にとって導入しやすい広告といえます。

またメディアとしてはアフィリエイト広告のプラットフォームであるASPに無料登録したのち、自身のWEBサイトやSNSに広告素材を掲載する形式となるため気軽に始めやすい点も特徴です。

アフィリエイト広告に運用経験は必要?

先程アフィリエイト広告の導入しやすさをお伝えしましたが、実際に導入検討しているのはどのような企業なのか見てみましょう。

以下のグラフは弊社が運営する「A8.net」に対して問い合わせのあった広告主を対象に実施したアフィリエイト広告の運用経験に関するアンケートデータです。

A8.net導入前時点におけるアフィリエイト広告運用経験グラフイメージ

上記のグラフを見ると、およそ6割の広告主が過去に運用経験がない状態でアフィリエイト広告を検討していることがわかります。

アフィリエイト広告では、商品やサービスの紹介をメディアが代わりに行ってくれるため、広告主側でコンテンツ作成する工数を減らすことができます。これまでWEB広告を行っていなかった企業や、オーガニック以外の新たなユーザー獲得を目指して始める企業も多く見られます。

そういった企業を支えるため、多くのASPでは専任の担当者が運用の相談役やサポートを行っています。例えばA8.netでは開始から5ヶ月間を対象に専任チームがつき、管理画面の基本的な操作や適切な成果報酬設計、プログラム内容のブラッシュアップなどをサポートします。

第三者のコンサルタントではなく、プラットフォーム直属のサポートが入ることで、アフィリエイト広告の運用経験がない企業も安心して始められます。

アフィリエイト広告の掲載費用

アフィリエイト広告費用の基本的な構成をご紹介します。

アフィリエイト広告の固定費と変動費イメージ画像

多くのASPにおいて、広告主側で負担する費用は固定費と変動費の2つがあり、固定費には初期費用と月額費用が存在します。

固定費(初期費用+月額利用料)

固定費は主にプラットフォーム利用料として初期費用月額利用料の2つが存在します。

初期費用はASPを利用する上で初回のみ支払う費用です。税抜50,000円前後がASP各社の相場となっています。また月額利用料は税抜40,000円前後としているASPが多いでしょう。

固定費の相場
  • 初期費用
    税抜50,000円(初回のみ支払い)
  • 月額利用料
    税抜40,000円
    ※ASP各社で異なる場合あり

そのため初月費用は合計で税抜90,000円ほど、2ヶ月目以降は税抜40,000円程度が月額費用として必要になるので、こちらは広告予算として最初から組み込んでおく必要があるでしょう。

また、一部ASPの中には「完全成果報酬型」と呼ばれる固定費不要で運用開始できるサービスもあります。とにかく費用を最低限に抑えて運用したいという方におすすめですが、あらかじめ掲載できるメディアの数は確認しておく必要があるでしょう。

変動費(成果報酬額 + ASP手数料)

変動費は、メディアに支払う成果報酬額ASPに支払う手数料(コミッション)を合算したものです。アフィリエイト広告が「成果報酬型」と呼ばれる理由でもあります。

変動費は「メディアの発生成果1件につき、いくら支払うか」を決める要素で、成果となるアクションと成果報酬額は広告主側で任意に設定できます。成果報酬額に対し一定の料率をかけたものがASP手数料となります。 ASP手数料は概ね税抜30%前後が多いです。

変動費の相場
  • 成果報酬額
    広告主側で自由に設定可能(新規申し込み◯円、新規購入◯%など)
  • ASP手数料
    成果報酬額の税抜30%前後
    ※ASP各社で異なる場合あり

予算の話で言えば、アフィリエイト広告は「売れてはじめて広告費を支払う」という特性上、リスティング広告やSNS広告のように予算上限を設定するという概念があまりない広告です。つまり「広告費が発生する=売上や成果が出ている」という状態が成立するため、広告予算の無駄な消費を抑えることができるのです。

導入検討企業における予算規模

ではアフィリエイト広告を導入検討している企業は普段どのような予算で広告運用をしているのか、グラフデータを元に解説していきます。

月間の広告予算相場は?

以下のグラフはA8.netに問い合わせのあった広告主に実施した、月間広告予算に関するアンケートデータです。

広告予算グラフイメージ画像

このグラフからはおよそ4割の広告主が10~30万円といった比較的金額を押さえた広告運用の中で、新たにアフィリエイト広告を検討しているということがわかります。

ちなみに同アンケート内の「アフィリエイト広告以外のWEB広告出稿状況」に関する回答ではリスティング広告が約3割で最多となっています。商品をより多くの人に届けるためには、リスティング広告による認知拡大と、アフィリエイト広告による第三者訴求を組み合わせることで、施策同士の相乗効果を高めていくことが重要です。

そういった面では比較的早い段階から、アフィリエイト広告をプロモーションに導入する企業が多いことが特徴としてあげられます。

予算はどのように使っている?

本来アフィリエイト広告は成果数に応じて広告費を支払う仕組みです。しかし広告主の中には、運用状況が軌道に乗ってきたタイミングで、先出し的に広告予算を使用し、広告効果を引き上げる場合もあります。

ここでは、よくあるパターンを4つ紹介します。

メディアの掲載強化

獲得成果が多かったり集客内容が好調なメディアには、「特別報酬」を設定することを条件に掲載強化を依頼することで、さらなる獲得増加に繋がる場合があります。

特別報酬(=特別単価、特単とも)はメディアに支払われる成果報酬のうち、一部のメディアに対して通常の成果報酬よりも上乗せした金額を支払うことを指します。例えば1件の購入につき通常は1,000円の成果報酬を支払うところ、特定メディアの場合1,200円を支払う、といったイメージです。

当然1件あたりの変動費は上昇しますが、それ以上にメディアの獲得成果が増えれば結果的に費用対効果が良化する可能性もあり、アフィリエイト広告では非常にポピュラーな手法です。あくまで成果報酬型であることには変わらないため、CPAを考慮した金額設定であれば広告予算を圧迫することは少ないでしょう。

特別報酬については下記のコラムで詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。

ASP内での掲載強化

掲載メディア数を増やすためにASP内のオプションメニューを購入し、メディア側の管理画面で自社のプロモーションを目立たせるという方法もあります。

PR枠イメージ画像

例えばA8.netでは、メディア側の管理画面のTOPページにPR枠を設置しています。通常、メディアは管理画面からプログラムを検索することで紹介する商品を見つけていく、いわばプル型の形式です。しかしPR枠を使ってプッシュ型のアピールをすることで、より多くのメディアの目に触れることができます。

実施できるオプションメニューはASPによって異なるので、導入時に確認しておくとよいでしょう。

商品提供

メディアにより具体的な記事を書いてもらいたい場合は、商品提供を行うことも有効です。商品提供用の在庫や試供品の用意であれば対応しやすく、社内決済も下りやすい広告主が多いです。

メディアに対し商品提供を行うことで、商品を使用した際の質感や感想などをよりリアルに反映させることができ、記事としての“質”が高まることで獲得成果の増加が期待できます。また、メディアが商品を購入する手間を省くことで記事作成に対するハードルが下がり、結果的に掲載メディアの“数”も増える可能性があります。

特に最近ではSNSでの紹介を行うメディアも増えてきているため、インフルエンサーなどに依頼する場合は商品提供できる体制を整えておくのがおすすめです。

イベント開催・参加

ASP内のイベントを活用することで、広告主から直接メディアに情報を伝えるという方法もあります。

イベントは主に下記の2つの方法があります。

広告主が主催するケース

商品説明会や体験会などメディア向けセミナーを開催
ASP経由で参加メディアを募集する
オンライン上で実施するケースも多い

ASPが主催するイベントに出展するケース

ASPが主催する広告主とメディアのマッチングイベントのブースに出展
メディアと直接コミュニケーションを取ることができる
非認知層のメディアにも訴求可能
A8.netでは不定期で大型イベント『A8フェスティバル』を開催中

いずれの方法も、広告主が商品の特徴やメリットを直接伝えることができるため、広告主の想いや熱量が伝わりやすくなります。

また参加メディアに対し商品提供したり、特別報酬を適用するなど他の施策と組み合わせることで、より参加率を引き上げるといったこともあります。

出稿予算の最適な着地点を見つけるヒント

では最後に、アフィリエイト出稿予算における最適な着地点を見つけるヒントをご紹介します。全ての企業に当てはまるとは限りませんが、参考にしてみてください。

成果報酬は高すぎず、安すぎず

アフィリエイト広告の予算の大半を占めるのは成果報酬による変動費です。そして変動費はどれだけ多くのメディアに掲載をしてもらえるかが影響します。メディアへの掲載自体には費用が掛かりません。

メディアに支払う成果報酬は、メディアが魅力的に感じ、かつ広告主側の採算が見込める金額を設定する必要があります。報酬設計を行う際はLTV(=Life Time Value)と呼ばれる顧客生涯価値を指標とすることで、成果報酬と広告主利益のバランスを保った報酬設計がしやすくなります。

LTVを活用した報酬設計の方法や成果報酬の相場は下記の無料お役立ち資料で公開しています。

繁忙期・閑散期にあわせて予算配分する

商材によって繁忙期・閑散期がある場合は、広告予算も調整しておくとよいでしょう。

例えば、年末年始に需要が高まるおせちやかになどの食品は、需要期に合わせてメディアの掲載強化や特別報酬の設定を積極的に行うことでメディアのモチベーションを強く動かし、売上を更に積み上げていきます。そして、需要期が落ち着いてきたタイミングで通常報酬に戻すのです。まさに一極集中型です。

逆に閑散期に積極的に強化を行うパターンもあります。
例えば、就職サイトのような人材サービスの場合、需要が高まる1、2月頃は強化を控え、3月頃からメディアの掲載強化を行うことで少ない広告費で獲得成果を増やせる可能性があります。「なるべく広告予算をかけずに集客したい」「閑散期の成果を均一化したい」といった場合はこの方法がおすすめです。バランス型とも言えるかもしれません。

他広告と組み合わせて予算を組む

同アンケート結果によれば、A8.netへ問い合わせのあったおよそ8割の企業がアフィリエイト広告単体ではなく、リスティング広告やSNS広告といった他のWEB広告を並行運用していることが分かっています。

アフィリエイト広告は特にリスティング広告との相乗効果が高いと言われています。
その理由は、例えば自社でリスティング広告を行う広告主がアフィリエイト広告を導入する際、商標関連のキーワード流入は自社、それ以外の一般キーワードの流入をアフィリエイトメディアに集客してもらうことで、検索ユーザーの取りこぼしを防げるからです。

リスティング広告の反応が鈍い場合、その予算をアフィリエイト広告に回す、またはその逆パターンなども行うことができます。

その他の宣伝方法とも親和性が高いため、すでに実施している施策と地続きで予算組みすることもよいでしょう。

まとめ:これまで紹介したグラフデータの完全版はこちら!

いかがでしたでしょうか。

本コラムでは、アフィリエイト広告の予算について、弊社の調査データを交えて詳しくご紹介しました。

今回いくつかご紹介したグラフをはじめ、ジャンルごとの年間予算や傾向は下記の無料お役立ち資料にて公開しています。

アフィリエイト広告導入検討の社内プレゼン資料としても活用できる内容となっていますので、興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。

この記事の執筆者

A8.netマーケティングチーム編集部

A8.netマーケティングチーム編集部

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