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インフルエンサーに届けるDM依頼文とアプローチ方法を解説!

インフルエンサーに届けるDM依頼文とアプローチ方法を解説!

  • 2021/08/10
  • 2023/10/10

DM(Direct Message)とは、特定の個人に対してクローズドでメッセージのやり取りを行うことができる機能。

DMと聞くと普段利用しているSNSの機能を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。SNSを使用しているとフォロー内外問わず、単なる連絡や企業プロモーションなど日常的にDMが飛んでくることと思います。

多くのSNSでコミュニケーション機能として実装されているDMですが、実はインフルエンサーの起用、特に直接依頼をする際の連絡手段として利用することができるのです。

今回のコラムではインフルエンサーにDMで依頼する際のコツと送信方法、具体的な例文を解説します。

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DMの送信方法について

各SNSにおいてDMを送信できる箇所は異なっているため、ここではInstagram・X(旧Twitter)・TikTokでのDM送信方法の流れを解説していきます。

Instagram

ブラウザの場合

まずInstagramの画面左側にある、Nのようなアイコンの「メッセージ」をクリックします。
Instagramキャプチャ

するとメッセージが表示され、どの相手にメッセージを送るか選択できます。

既にやり取りのある相手であれば一覧で表示されますが、新規でメッセージを送る場合は画面上部にある「鉛筆と四角のアイコン」をクリックすることで宛先を検索できます。

Instagramキャプチャ

宛先を選択したら「チャット」をクリックします。

Instagramキャプチャ

新しいメッセージ画面が生成され、やり取りが開始できる状態となります。

Instagramキャプチャ

スマホの場合

画面上部にある「N」のようなボタンをタップします。

Instagramキャプチャ

メッセージが表示され、メッセージを送る相手を選択できます。

既にやり取りのある相手であれば一覧で表示されます。
新規でメッセージを送る場合は画面右上にある「鉛筆と四角のアイコン」をタップすることで宛先を検索できます。

Instagramキャプチャ

宛先を選択したら「チャットを作成」をタップします。

Instagramキャプチャ

新しいメッセージ画面が生成され、やり取りが開始できる状態となります。

Instagramキャプチャ

 X(旧Twitter)

続いて X(旧Twitter)でのメッセージ送信方法です。

ブラウザの場合

ブラウザの場合ホーム画面左側からメールアイコンの「メッセージ」をクリックします。

X(旧Twitter)キャプチャ

Instagramと同じく既存のメッセージはリスト状になっています。
新規の相手にメッセージを送るには、画面上部のメールアイコンもしくは「メッセージを書く」をクリックし、アカウント名等で検索します。

X(旧Twitter)キャプチャ

送信対象を選択し「次へ」をクリックします。

X(旧Twitter)キャプチャ

下記メッセージ画面から相手へメッセージを送信できます。

X(旧Twitter)キャプチャ

スマホの場合

新規の相手とメッセージを送るには、画面右下のメールアイコンをタップしアカウント名等で検索します。

X(旧Twitter)キャプチャ

既存のメッセージはリスト状になっており、ここから選択します。
新規で送るには、「メッセージを書く」もしくはポップアップされる「メール+」のアイコンをタップします。

X(旧Twitter)キャプチャ

送信先のアカウント名などを入力します。

X(旧Twitter)キャプチャ

下記メッセージ画面から相手へメッセージを送信できます。

X(旧Twitter)キャプチャ

TikTok

TikTok上でのメッセージはブラウザ版では上部に位置しています。
画面右上の紙飛行機のアイコンをクリックします。
TikTokキャプチャ

既にやり取りがある相手が一覧に出てきます。

TikTokキャプチャ

新規で送る場合には、DMを送信したい相手のアカウント画面からメッセージを送信する形になります。
※なおTikTok上でメッセージを送るには相手をフォローする必要があります。

TikTokキャプチャ

アカウントフォロー後に表示される「メッセージ」から相手へDMを送信できるようになります。

TikTokキャプチャ

スマホの場合

スマホ版でのメッセージは画面下部に位置しています。
画面右下の「メッセージ」のアイコンをタップします。

TikTokキャプチャ

画面右上の虫めがねのアイコンをタップします。

Tiktokキャプチャ

画面上部の検索欄にアカウント名などを入力します。

TikTokキャプチャ

下記メッセージ画面から相手へメッセージを送信できます。

TikTokキャプチャ

またブラウザ版と同様に、新規でメッセージを送る場合には、DMを送信したい相手のアカウントに行ってフォローしたあと、メッセージを送信する形になります。
※TikTok上でメッセージを送るには相手をフォローする必要があります。

TikTokキャプチャ

アカウントフォロー後に表示される「メッセージ」から、送信対象にメッセージを送信できる状態となります。

補足にはなりますが、インフルエンサー起用依頼の際はブラウザでDMを扱うことが望ましいです。

SNSのDM一覧はスマートフォンで表示した場合、ブラウザ版と比べて表示人数が限られています。そのためアカウントの誤タップも起こりやすく、たまたま似たようなアカウント名の方が複数人並んでいた場合に送信事故の可能性が高まります。他にもメッセージを送る際に気付かず複数人を指定してそのまま送ってしまうなど、手軽だからこそ大きなミスとなる可能性があります。

その点ブラウザ版であれば、管理表を作成して各インフルエンサーDM画面をURLで管理しやすく、またアプリ版よりも画面が広いため、メッセージ送信一覧の視認性が高いです。ビジネス上の依頼DMを送信する際は、ミスなく正確な作業を目指すためにも基本的にブラウザ版を利用することをお勧めします。

いざ依頼するとなった時点でそのままの勢いでDMをしてしまうと何か抜け漏れミスが生じ、取り返しのつかないトラブルに繋がりかねません。せっかくのマーケティング計画をDMの送信ミス一つで台無しにするのは絶対に避けたいものです。

そんなミスやトラブルを回避するため、次の項目ではDMを使って依頼を行う上での心構えについてご説明します。

依頼時の心得

これだけは押さえておくべきというDM依頼時の心構えを3点ほどご紹介していきます。

依頼時の礼儀と距離感の取り方

インフルエンサーの方はユーザーにとって距離が近いことが魅力の一つでもあり、日常の投稿から皆さんも身近な印象を持っているかもしれません。

しかし忘れてはいけないのが、インフルエンサーの方とは自社の商品・サービスをプロモーションしていただくというビジネス上の関係であるということです。ビジネスを介した関係の中で大事なのは信頼と礼儀です。相手方の信頼を得ることのできる関係を構築するには、通常のビジネスにおける礼儀は必須です。

初めてコンタクトを取る際にはいきなり依頼を持ちかけるのではなく、インフルエンサーの方の投稿コンテンツを褒めてみたり、コメントを通じた会話のやり取りを行うなど、まず自社が相手方に対して興味を持っていると意思表示することから始めましょう。

また、交流を繰り返すうちに適切な距離感を計ることも重要なポイントの一つです。充分な信頼関係が構築できたと感じられたら、インフルエンサーの方の特徴に合わせて少しずつ距離感を近づけるよう踏み込んだ会話を試みましょう。

距離感を図る際は、ビジネスライクなやり取りを好む方であればかっちりとした文章で、少し砕けたコミュニケーションを好む方であれば徐々に柔らかい言葉を使用していくなど工夫しましょう。

通常のビジネスであればセオリーではないコミュニケーションであったとしても直接依頼の場合は対個人であるため、より相手の志向に合わせることが大切になります。

継続的なお付き合いを心掛ける

前提として全員が初めて依頼をした時点でオファーを受けてくれるとは限りません。依頼した期間内が他の案件の対応中であったり、予定が合わなかったりと、自社と同様にインフルエンサーの方にも事情があります。

しかし現段階ではご縁がなくても継続的に関係を構築していけば将来的にオファーを受けてくれる可能性は充分にあります。特に絶対に提携したいインフルエンサーについては、慎重にアプローチを重ねて相手に安心感を持ってもらうことが重要です。最初のコンタクトだけで焦って結果を出そうとせず、長期的な目線でアプローチすることで信頼を勝ち取りましょう。

また希望のインフルエンサーの方と接点ができて施策に関わってもらえた後も、その方の投稿に対していいねやコメント等のリアクションや、インフルエンサー活動に寄与するような有用な情報提供を積極的に行いましょう。そういった地道な働きかけをすることで、依頼がない時期も良好な関係を維持でき、今後のマーケティング施策のオファーに繋げることが可能となります。

アプローチのタイミング

アプローチのタイミングは先手で動くことが理想です。プロモーション開始のタイミングからアプローチを始めるのでは、どうしても後手に回ってしまいます。

インフルエンサーが最初から依頼を受けてくれるとは限りません。送信したDMに気付かず返信にラグが出ることも考えられます。競合他社も同じインフルエンサー起用を考えていて、先にアプローチされてしまう可能性もあるでしょう。さまざまな要因でインフルエンサー起用の体制が整わず、当初の計画よりも大幅に施策開始まで時間を要することが考えられます。

そういった予想外のプロモーションの滞りを防ぐためにも、アプローチは施策の方向性が定まった時点から動き出すべきです。

インフルエンサー側としても余裕を持ったスケジュールを提示されることで準備期間が設けられ、良質なアイデア出しができたり、クリエイティビティを発揮する幅が広がるかもしれません。開始までの期間があれば軌道修正を行うことが可能なので、何か状況が変化した際のリスクヘッジができるという利点もあります。

また上記心得以外にも避けるべき行いとしては、文頭いきなりの依頼コピペ依頼メール、そして自動配信設定での依頼は絶対に行わないようにすることです。

特にインフルエンサーの方々は毎日のようにこのような依頼が届くため、ありきたりで不出来なオファーはスルーされてしまう確率が高いです。もし誰の心にも響かないテンプレオンリーのDMをスルーされ続けた場合、想定より多くのインフルエンサーの方にオファーしなくてはならず、結果として余計に探す手間と送る手間がかかるという状況に陥ってしまいます。

急がば回れではないですが、DMとはいえ手を抜かない依頼こそが最大の効果と効率を生むことを今一度認識しておきましょう。

本項目を踏まえDMする際の心得を身に着けたところで、最後のパートではDM作成のひな形になる例文をご紹介します。

依頼文の例

例文1)最悪な依頼文

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言わずもがなですが、このような文章は絶対に送らないようにしてください。

全体的に依頼を受けたくなくなる文面ですが、どこが良くないのかという点を分析すれば反面教師のように扱えるはずです。早速悪い点を分析してみましょう。

この依頼文のどこがダメかというところを分解していくと、

  1. 相手の宛名を書いていない
  2. なぜ依頼したかという選定理由がない
  3. 急な依頼と近すぎる距離感
  4. 意味のない謎の絵文字

など、大まかに言ってこの4点が挙げられます。

ここでこれを改善点と捉え、逆転してみましょう。

  1. 相手の宛名をきちんと明示する
  2. 依頼した選定理由を挙げる
  3. 前置きのある依頼と適切な距離感
  4. マナーを弁えた表現

いたって常識的なことですが、上記を無視したDMは日々インフルエンサーの元に多く届いているようです。そのような状況ではインフルエンサーの方がDMを無視したくなる気持ちも理解できます。

ただ逆を言うと、ある程度常識的な依頼をするだけで反応率が上がる可能性があります。

SNSと付随しているという点で気が緩みがちですが、DMを送信する際もきちんとビジネスメールの基本を心掛けるだけでも反応率は変わります。DMだといって気を抜かず基本的なマナーに則った送信文を目指しましょう。

例文2)少し砕けた依頼文

○○様

いつもお世話になっております。

先日ご相談いたしましたPRの件についてのご連絡となります!

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××のジャンルでご活躍されている○○様の投稿を拝見して、
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本件についてもしご興味がございましたら、別途詳細をご案内しますので、
●月●日までにご連絡いただけますと幸いです!

既に何度かやり取りしてお互いのことを理解してきた段階で送る想定の依頼文です。相手方の使用する表現や絵文字の癖を掴んでミラーリングしているような形になります。上記の文と同じ絵文字でも状況に合った使用方法であれば角は立ちません。

カジュアルなコミュニケーションを望んでいるインフルエンサーの方には、ビジネス文章として成立する最低限のマナーは踏まえつつ、DM依頼を送信しましょう。

例文3)ビジネス然とした依頼文

○○様

大変お世話になっております。
○○株式会社の○○と申します。

平素より弊社商品をご愛用いただき、誠に有難うございます。

僭越ながら○○様の弊社商品××に関するコンテンツを拝見し、 ~~な点に非常に感銘を受けご連絡差し上げた次第でございます。

弊社では現在××の後継商品として△△という新商品を開発しており、
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もしご承諾していただけるとなった際には、SNSにて#××と併せてPR投稿いただけますと幸いです。
本件詳細につきまして不明点やご要望等ございましたらお気軽にご相談くださいませ。

硬めの文章でビジネス然とした依頼文です。
最初に相手の投稿に言及し、選定理由と商品紹介をしたうえで、条件面を提示するという構成です。

実際の依頼では、投稿内容・選定理由・条件面についてもう少し具体性を持たせて文を肉付けすることが好ましいでしょう。

上記は参考例文にはなりますが、パターンの一つとして、依頼先のインフルエンサーや自社の色にアレンジして使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

インフルエンサーに直接依頼する際にDMを利用するイメージは付きましたでしょうか?

最初のうちはビジネスにおいてどのようにDM依頼すればよいか分からない方も、DM機能を利用していくうちに便利なコミュニケーションツールの一種だということが理解できるはずです。

正しい依頼を送信できれば、多数のインフルエンサーに対して使い方次第でいつでもオファーできるため、直接依頼をする際にDM機能を使わない手はありません。また、依頼を重ねることで徐々に反応率の高い依頼文の傾向も掴めてくるでしょう。送信した文章内容を管理しながら、効率的なDMでの依頼方法を模索していきましょう。

A8.netでは、インフルエンサーマーケティングを通じての事業成長をお助けするための詳細情報をまとめて資料化しています。資料中ではインフルエンサー活用術について記載しておりますので、ぜひご一読ください。

この記事の執筆者

A8.netマーケティングチーム編集部

A8.netマーケティングチーム編集部

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