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用語集

サーバー

サーバー(server)とは、ネットワーク上で他のコンピュータにデータやサービスを提供するコンピュータやソフトウエア、専用ハードウエアを指します。サービスを利用するコンピュータをクライアントと呼び、パソコンやスマートフォンなどがクライアントに当たります。

サーバーは、クライアントからのWebサイトの閲覧や電子メールの送受信、データの受け渡しなどの要求に応じ、必要な情報を提供します。

 

サーバーの用途

Webサーバー

WebサーバーはWebサイトのHTMLファイルや画像ファイルを保管し、Webブラウザの要求を受け、必要なデータをブラウザに表示します。Webサイトの閲覧はWebサーバーを介して行い、インターネットでWebサイトを公開するにはWebサーバーが必要なため、サイトを運営するときにも欠かせない存在です。

 

メールサーバー

メールサーバーは、電子メールの送受信を行うサーバーです。メールの送信に必要なSMTPサーバー、メール受信に必要なIMAPサーバーとPOP3サーバーがあります。この送受信に利用するサーバーをあわせてメールサーバーと呼びます。

 

DNSサーバー

DNS(Domain Name System)サーバーは、IPアドレスとドメイン名を相互に変換する役割を担います

 

IPアドレスは、ネットワークに接続する機器に割り当てられる識別番号(数字列)で、WebブラウザからWebサイトにアクセスするときに用いられます。しかし、IPアドレスは人間には覚えにくいため、人が認識しやすいドメイン名(文字列)を利用してWebサイトにアクセスします。このとき、ドメイン名をIPアドレスに変換して、WebサーバーなどにアクセスするためにDNSサーバーが必要なのです。

 

たとえば、A8.netのWebサーバーが「000.000.000.00」というIPアドレスだとします。インターネットに接続されたWebブラウザのURL欄に「www.a8.net」と入力すると、Webブラウザは「www.a8.net=000.000.000.00」という情報をDNSサーバーから取得して、該当するWebページを表示します。

 

FTPサーバー

FTPはFile Transfer Protocolの略称で、ファイル転送プロトコルとも呼ばれます。FTPサーバーは、Webサーバーとのファイルの送受信を行なうサーバーです。コンピュータからサーバーにデータをアップロードしたり、サーバーからデータをダウンロードしたりできます。

 

Webサイト運営におけるサーバーの利用方法

Webサイト運営にあたり、サーバーの利用方法は「オンプレミス」「ハウジング」「ホスティング」の3つに分けられます。運営するサイトの規模、Webサイト運営の専門知識の量などに合わせ利用方法を選択しましょう。

 

オンプレミス

オンプレミスは、サーバーのユーザー(ビジネス利用の場合は企業)が自社施設にサーバーを設置して運用、管理する方法です。自社運用とも呼ばれます。

 

サーバーや設備を自分で自由に構築するため、自社環境に必要な設定のカスタマイズがしやすいと言えます。一方、初期の導入や維持・管理に費用がかかるほか、サーバーの構築や運用に専門知識が求められます。また、運用を自社で行うため、管理者などのリソースの確保なども必要です。

 

ハウジング

ハウジングは、サーバーの利用者が本体を購入し、データセンターを持つ事業者の施設に設置し、運用する方法です。サーバーの購入から設定までをサーバー利用者自身が行うため、サーバーやネットワークを柔軟にカスタマイズできます。

ただし、サーバーの購入・設定時には専門知識が必要になるほか、導入の準備期間やコストがかかります。

 

ホスティング

ホスティングは、サーバー事業者が所有するサーバーを借りて運用する方法です。レンタルサーバーとも呼ばれます。サーバー本体のほか、事業者が提供する回線、電源、設備を利用します。

 

ホスティングの場合、オンプレミスやハウジングより初期費用や運用コストが抑えられるうえ、運用やメンテナンス、セキュリティ対策などは事業者が行います。サーバーの知識が少ない方でも導入しやすい方法のため、アフィリエイト初心者の方がウェブサイトを開設する際は、レンタルサーバーの契約が一般的です。ただし、設定等のカスタマイズなどはできません。

 

サーバーの種類

コンピュータとしてのサーバーには、物理サーバーと仮想サーバーの大きく2種類があります。

 

物理サーバー

物理サーバーは、物理的に存在する1台のコンピュータを指します。この物理サーバーは、共用サーバーと専用サーバーに分けられます。

 

共用サーバー

共用サーバーは、1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有して使用するサーバーです。複数のユーザーで利用するため、コストを抑えて運用でき、個人や中小企業のWebサイトの運営に利用されています。ただし、1つのサーバーのCPUやメモリ、ソフトウエアを複数で共有するため、他者がサーバーに負荷をかけると、自分のサーバーも影響を受け、不具合が生じることがあります。

 

専用サーバー

専用サーバーは、1台の物理サーバーを特定のユーザーが占有して利用できるサーバーです。アクセスが多い大規模なWebサイトの運用に利用されます。他ユーザーの影響を受けずに安定した利用ができ、管理者権限が与えられるため設定のカスタマイズも可能です。ただし、サーバーの運用や構築に専門知識が必要なほか、共用サーバーよりも運用には費用がかかります。

 

仮想サーバー

仮想サーバーは、1台の物理サーバー上で複数のオペレーションシステム(OS)を動かし、複数のサーバーとして利用する仕組みです。仮想サーバーには、「仮想専用サーバー(VPS)」と「クラウドサーバー」があります。

 

仮想専用サーバー(VPS)

仮想専用サーバー(VPS=Virtual Private Server)は、仮想化したサーバーの領域を複数のユーザーごとで区切り、各ユーザーが専用サーバーを持つ仕組みです。共有サーバーのように1台のサーバーを複数のユーザーで使用する仕組みのため、利用コストを抑えられます。なお、各ユーザーに対してサーバーが仮想上に構築され、CPUやメモリが割り当てられているため、共用サーバーより他者の影響を受けにくいと言えます。

 

ただし、仮想サーバーの運用や設定はユーザーが行う必要があり、専門的な知識やスキルが必要です。

 

クラウドサーバー

クラウドサーバーは、クラウド環境に作られたサーバーです。サーバーの機能が複数台に分かれており、ユーザーごとにサーバーが割り当てられます。CPUやメモリが拡張できるため、機能の自由度が高いサーバーです。クラウドサーバーもVPSと同様、利用する際はサーバー運用やメンテナンスの知識が必要です。

 

最後に:アフィリエイト初心者のレンタルサーバーの選び方のポイント

レンタルサーバーは、事業者や料金プランによってサーバーの容量、処理速度、回線の安定性、サポート体制が異なります。Webサイトを開設する前にサーバー事業者ごとの対応を確認し、プランを選択しましょう。

 

ちなみにアフィリエイト初心者の方がWordPressを使ってサイトを作成するなら、インストール機能の有無もレンタルサーバー選びのポイントです。この機能があるサーバーを利用すると、Webサイトの専門知識が少なくても手軽にWordPressをインストールできます。

 

なお、プランは途中で変更できるので、まずは低額のプランを契約し、記事数やアクセス数が増えてきたらプランの変更を検討してみてください。