A8キャンパス

日本最大級のアフィリエイトサービスを提供するA8.netによる
アフィリエイト勉強サイト

A8.netに無料会員登録アフィリエイトを始めてみる

用語集

Google Analytics(グーグルアナリティクス)

Google Analyticsは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。登録したWebサイトのアクセス数、ユーザー情報やサイト内での行動に関するデータが取得でき、データを分析することでサイトの改善策が立案できます。

Google Analyticsはプロパティあたり1カ月1,000万ヒットを上限として、基本的にすべての機能を無料で利用できます。上限を超える場合、月額130万円から利用できる有料版があります。この有料版は大企業向けとなっているので、運営を始めたばかりのアフィリエイトサイトの場合は無料版の機能で十分です。また、登録以前の過去のデータは取得できないので、Webサイトの開設と同時に登録しておくと便利です。

参照:Google アナリティクス利用規約

 

サイトやブログの運営では、たくさんのユーザーにWebサイトに訪問してもらって、ページをしっかりと読んで商品・サービスを購入してもらうことで収益につながります。そのためにGoogle Analyticsでデータを取得し、Webサイトの課題発見や改善施策を行いましょう。

例えばあるページで、ユーザーの離脱が多いため、サイトの売上も逃していそうだと、Google Analyticsのデータから仮設を立てたとします。すると、そのページの記事の内容や商品購入までの導線に問題があるのでは?という仮説が立てられます。仮説に基づいて記事やデザインの修正を行い、売上が伸びたのであったのなら、その仮設と施策は間違っていなかったと判断できます。

 

Google Analytics
のデータを分析
仮説を立てる
記事やデザインの修正
仮説通りに売り上げが伸びたら正しい改善が行えたということ!

Google Analyticsでわかること

Google Analyticsには、概要データを確認できるホームとデータが取得できる5つのレポートがあります。

 

 

ホーム

ホーム画面には、設定した過去の一定期間の「ユーザー」「セッション」「直帰率」「セッション継続時間」が表示されます。

「ユーザー」は、Cookie(クッキー)によって識別されたブラウザを指します。ユーザー数は、特定の期間内において、Webサイトを閲覧するために利用されたブラウザの数を表しています。

例えば、1人がパソコンからあるWebサイトをInternet ExplorerとGoogle Chromeを使って訪問すると、ユーザー数は「2」です。また、1人がパソコンとスマートフォンを利用してWebサイトを訪問してもユーザー数は「2」となります。一方、会社や家族で1台のパソコンを共有し、1つのブラウザからWebサイトを訪問すると、複数人で利用していてもユーザー数は「1」とカウントされます。ユーザー数の増加は、基本的には新規訪問者が増えていると考えられるのでサイトが成長しているかを測る指標と言っても良いでしょう。

 

1人がInternet Explorerと
Google Chromeを使って訪問
1人がパソコンと
スマホを使って訪問
2人が1台のパソコンで
1つのブラウザから訪問

リアルタイム

リアルタイムの項目では、いまこの瞬間、Webサイトに何人のユーザーが、どの地域からアクセスしているか、どのページを見ているかなどがわかります。分単位、秒単位で見ることができ、新規記事を公開したり、記事を更新したりした際、そのページがどれぐらい閲覧されているのか、ユーザーの反応がすぐにわかります。

 

オーディエンス

オーディエンスの項目では、Webサイトに訪れたユーザーの属性や行動がわかります。年齢や性別、言語や地域、新規ユーザーかリピーターか、また利用している端末の情報などのデータを確認することができます。これらのデータを見ることで、想定するターゲットにアプローチできているかを確認したり、実際にWebサイトを訪問しているユーザーに合わせた内容に改善したりすることができます。

 

 

POINT

「ユーザー属性」に関する項目は、Google Analyticsの広告向け機能を使用すると、利用できるようになります。広告向け機能を有効にした場合、Webサイトに掲載するプライバシーポリシーにおいて、ユーザーにGoogle Analyticsの広告向け機能の内容などを記載する必要があるので、「Google アナリティクスの広告向け機能に関するポリシー要件」を確認するようにしましょう。

 

 

「ユーザー属性」は、Webサイトがターゲットとしているユーザーに見られているかを確認する指標となります。そのためサイトでは、取り扱う商材やサービスを決め、性別や年齢などのターゲットを定めます。実際のユーザーとターゲットにずれがあるようなら、記事の内容に改善の余地があると考えられるので、記事のキーワード設定の見直しやタイトルの修正を行うなどの改善策が立てられます。状況によっては、実際にサイトへ訪問しているユーザーに合う商材に変更しても良いでしょう。

 

  • 「デバイス」の項目では、Webサイトに訪問したユーザーが使っている端末の種類がわかります。運営しているWebサイトが主にパソコン、タブレット、スマートフォンなど、どの端末を使ってアクセスされているか、さらにWindowsやMacOS、Androidなど閲覧時にどのOSが使用されているのかが確認できます。デバイスによってWebサイトの写真や記事、広告の配置など見え方が異なります。自分が運営するサイトが端末ごとに正確に表示ができているかを確認しましょう。

集客

集客の項目では、Webサイトのユーザーがどこから訪れたのかチャネル(流入経路)を確認することができます。
GoogleやYahoo!などの検索結果から流入した自然検索なのか、SNSからなのかなどを把握することで、どの施策が効果的なのかを振り返ることができます。

チャネルは以下のように表示されます。

 

チャネル 説明
Organic Search(オーガニックサーチ) GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果からの流入のこと。自然検索のこと。
Display(ディスプレイ) 画像を使った「バナー広告(ディスプレイ広告)」からの流入。
Direct(ダイレクト) ブックマークなどのお気に入り登録、またはブラウザに直接URLを入力してWebサイトを訪問した流入。
Other Advertising(アザーアドバタイジング) 検索キーワードをもとに検索結果画面に表示される「リスティング広告(検索連動型広告)」や「バナー広告(ディスプレイ広告)」以外の広告からの流入。
Referral(リファラル) 他のWebサイトにあったリンクからの流入。
Social(ソーシャル) FacebookやTwitterなどSNSからの流入。
Paid Search(ペイドサーチ) リスティング広告をクリックした流入。
Email(イーメール) 配信されたEmailに書かれたリンクからの流入。

 

すべてのトラフィック内の「参照元/メディア」の項目で、どの媒体から流入してきたかを細かく調べることができます。チャネルを把握することで、バナー広告やリスティング広告出稿による施策効果があったのか確認できたり、アクセスが急に伸びたときに流入元から要因を推測したりすることが可能になります。Google Analyticsを使ってWebサイトへの流入が増えた要因をみつけ、再現できる状態にすることが重要です。

 

行動

行動レポートは、ユーザーのWebサイト内での行動を確認できます。最初にどのページに入って、次にどのページに遷移したか、ページごとの滞在時間や離脱のタイミングなどのユーザーに関する情報はもちろん、サイトの速度やサイト内検索の結果などもわかります。

アクセスの多いページ、滞在時間の長いページなどの情報がわかるので、そこから人気のあるコンテンツが判断できます。ユーザーのページの滞在時間が短ければ、求める情報がなかったと判断できるので、サイトを運営する上でリライトが必要な記事を判別でするときに役立ちます。

また、サイトコンテンツ内の「ランディングページ」をチェックすれば、ユーザーが最初にWebサイトのどのページにアクセスしたかがわかります。滞在時間や直帰率の項目を合わせて確認することで、そのページがどれくらい読まれていたか、他のページに遷移したのかについてもわかります。ランディングページの滞在時間が短かったり、ほかのページに遷移していなかったりする場合は、ページの改善が必要と判断できます。そのページにユーザーの求める情報がない可能性が高いので、ページのテーマ設定が適切なのか再考しましょう。

 

コンバージョン

コンバージョン(conversion:CV)は、Webサイトにおける目標の達成を意味します。

成果報酬型広告を掲載している場合、記事に設置した広告リンクのクリック数などをコンバージョンとします。広告主のサイトで商品を購入することもコンバージョンと呼んだりしますが、外部サイトでの購入になるので、Google Analyticsでは計測することができません。そのため、広告主ページへの広告リンクのクリック数をGoogle Analyticsでのコンバージョンと定義し、目標に設定する場合がほとんどです。ほかにも特定のページへの到達や、サイトに一定時間以上滞在した場合をコンバージョンとして、Google Analyticsで設定することもできます。

参考:目標について – アナリティクス ヘルプ

 

Google Search Consoleとの併用でアクセス解析をより詳細に

Google Analyticsを使うことで、現在のサイトの状況を確認することができます。取得したアクセス解析データをもとに課題をみつけ、改善施策を行っていきましょう。
また、Googleが提供するGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)を連携させることで、Google Analyticsでより詳細なアクセス解析を行うことができます。

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の解説はこちら