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Safari11以降に追加された機能(ITP)への対応について[2]

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いつもA8.netをご利用いただき、ありがとうございます。

 

本日はiOS11の標準ブラウザSafari11に実装されたITPについて、
現時点での追加情報をご提供させていただきます。

 

※ITPとは第三者Cookieによるトラッキングを制限する機能で、
インターネット広告の成果計測に影響を及ぼす可能性のある機能です。

 

A8.netで想定される影響範囲について

現時点でiOS11のインストール率は約60%程度と認識しております。
iPhoneXの出荷もはじまり今後さらにインストールが進むことは
間違いないと思いますが、2018年1月~3月あたりでその数値の
急激な変化は落ち着くのではないかと考えています。

 

現時点ではまだ不明な点が多く、影響範囲も定かではありませんが、

・全iPhoneユーザーがiOS11を利用している
・かつ、Safari11のITP(サイト超えトラッキングを防ぐ)がオンの状態である

ことを前提にして、最大の影響範囲を考察いたしました。
※PC版のSafariは比率が低い為除外しております。

 

1)iOS経由の成果発生はA8.net全体の約36%
2)ITPにより「一部」トラッキングができなくなる成果は、
   クリックから成果発生までの間に24時間以上経過している場合で、
   その成果の比率はA8.net全体の約27%

 

これらを考慮すると、

・36%×27%=9.72%

 

となり最大約10%の発生成果報酬がITPの影響を受ける可能性があります。
※24時間以降の成果比率はあくまで平均値で取扱サービスまたは商品、
 あるいは広告素材により大きく異なります。

 

現実にはあり得ない設定ではありますが、
あくまでも最大の影響範囲としてご理解いただければと思います。

 

またITPの機能は、各広告会社の計測タグがアップルの機械学習機能で判別される為
ブラックボックスであり、端末毎に条件が異なっているのではないかという認識です。
(オンであっても、どの端末が計測できているか・いないかは不明な状態です)

 

ITP機能への対応について

先日のスタッフblog(http://a8pr.jp/?p=18778)でお知らせしました通り、
既にA8.netではITP対応のトラッキング方式の提供を開始しており、
今後新規でスタートするプログラムも含め、
2018年3月を目処に全て完了したいと考えております。

 

対応済みのプログラムについては
11月21日頃を目処に「ITP対応済みアイコン」の掲示を予定しております。

 

※メディア会員様側で広告リンク等の変更は不要です。
A8.netはインターネット広告を取り巻く環境の変化への対応を
今後も迅速に行って参ります。

 

引き続きA8.netをよろしくお願いいたします。

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